2021-05-21 第204回国会 衆議院 環境委員会 第11号
こうした高温燃焼の過程を経るケミカルリサイクルは、大量の温室効果ガスを排出します。熱回収と同様に、使用は最低限に限定すべきではないでしょうか。
こうした高温燃焼の過程を経るケミカルリサイクルは、大量の温室効果ガスを排出します。熱回収と同様に、使用は最低限に限定すべきではないでしょうか。
それから、日本発の非常にすぐれた技術として高温燃焼炉、これなんかだと、CO2の削減が従来の燃焼炉と比べて二割ぐらい削減できますからね。そういうものがいっぱいあります。それから、鮎川さんのところで試算として挙げているように、自動車をハイブリッドカーを中心とした低公害車にどんどん切りかえていくということができれば、それによってもCO2の削減というのはかなりできるんですね。
それから、森田参考人にお願いしたいんですけれども、先ほど立川参考人の方からも指摘されましたけれども、これは酒井参考人からも、PCB処理技術の問題なんですが、高温燃焼分解法というのはもう既に欧米でも確立済みの技術で、日本でもそういうことが確立されているんじゃないかと。
だから、大量の廃PCBが出たのはそのときでありまして、それはともかく高温燃焼ですべてやったと言ってもいいと思います。ただ、そのときの技術は今から見れば必ずしも万全ではなかったかもしれません。現実にはそういう形で処理されました。したがって、今欧米で続いておるのはぽろぽろ出るものなんですね。 ところが、日本は実は、最初からまるで処理をしていないという現実がありますから、大量の廃PCBがあるんです。
例えばドイツ、スウェーデン、デンマーク、こういった国々では高温燃焼分解を中心に処理をしているというふうに理解をしてございます。それらの国々でも決して処理が完了したわけではなく、現在、廃トランスが出てくればそれを受け入れて処理するということを積み重ねている時期ということで、決して全部、一〇〇%完了したとは理解をしてございません。
そしてまた、この高温燃焼分解というのは、欧米では確立済みの技術として日夜使用されております。そういう意味では、PCBが新たに廃棄になってまいりますれば、高温燃焼分解で処理を進めているというのが欧州の実情でございます。
この処理について、これまでの議論の中でも高温燃焼という話が出ておりますけれども、燃焼じゃなくて、化学的なことで言えば熱分解だという言い方もされておりますけれども、そういった処理方法についてどういう指導を行おうとしているか、お聞かせいただきたいと思います。
前者の焼却処分の場合は、FRPがプラスチックであることから高温燃焼させなければいけないというやや難しい問題がありまして、皆さん、一般的には細分化して埋設する方法をとっておられます。この場合の費用でありますが、通常三メーターから五メーターぐらい、大体二百万ぐらいの船で約二十万円ぐらいかかると承知いたしております。
なお、家庭におきます小規模焼却炉での自家焼却につきましては、これは大型の焼却炉に比べまして高温燃焼が確保しにくいなど管理が困難でございますので、厚生省におきましては、一都市町村が従来行っておりました家庭用焼却炉等の小規模炉への補助をやめて、排出濃度の基準が適用されます大型の焼却炉で焼却するよう市町村に対して指導しているところでございます。
大体床ライナーに高温燃焼で穴があいて、それ以降の問題が起こるということは審査項目に全く入っていなかったということですね。
ダイオキシンといいますと、すぐベトナムの枯れ葉剤のべトちゃん、ドクちゃんを思い出すわけですけれども、これはいろいろなところで実は発生するというんですか、できてしまうということが言われておりまして、一つは、農薬とか殺虫剤をつくる過程で発生したり、あるいは高温燃焼によって生成されるということで、ごみ焼却炉の中で発生したり、それから紙パルプの工場で塩素漂白とともにできるというふうなことで、本当に困ったことだなというふうに
しかしながら、ごみ質の高カロリー化というのが最近進んでおることは事実でございまして、ごみの高温燃焼技術の開発確立は今後の重要な課題の一つと考えております。処理技術の動向を踏まえつつ、必要となる調査研究を進め、知見の集積を行ってまいりたいと考えております。
○本田政府委員 直接担当でないので詳しくは存じませんけれども、NOxというのは物が燃焼すれば出るということ、しかも、高温燃焼になるほど非常に急激に増加するということでございます。
この中の大きな柱になっておりますのは、熱効率を高めて発電を行いたいということで、具体的な省エネルギー技術開発のプロジェクトといたしましては、従来から行っております電磁流体発電——MHD発電でございます、高温燃焼ガスを強力な磁石の間に高速で通過させて直接電気を発生させる方法あるいは廃熱利用技術システム、すなわち工場等から放出される廃熱を効率的に回収し利用する技術でございますが、これらを従来から進めておりましたが
三つぐらい方法があったかと思いますが、その研究の中で最も有効な方法として、いま御指摘の高温燃焼というのが、千二百度以上で燃やせばPCBはほとんど分解されるという結果が出ているわけでございまして、私、聞きましたところによりますと、先生御指摘のように、煙突から飛散するPCBもないというふうに私、聞いているわけでございまして、今後PCBの原液あるいは電気関係のPCB等の処理に関しましては、この方式によりまして
次に、窒素酸化物は、高温燃焼等によって必然的に発生することはもうこれは当然でございまするが、NO2は自然界にも大量に発生して、土壌中の嫌気性バクテリア及び海洋から大気中に放出されてNO2やNO3となって再び土壌に戻ると聞いておりまするが、NO2のほとんどは自然発生分で、人工分は全体の十五分の一と推定されていると言う学者もおられます。
で、窒素酸化物は高温燃焼時に温度に比例して出てまいります、逆に。ですから、これはアイドルと申しますか、空港を走行中はほとんど出ないと、こういうふうに見てよろしいと思います。